世の中には、たくさんの「速読」なるやり方と考え方があり、どれがどうなのだか分からない。
この本は頭がよくなるのかどうかわからないけども、なかなか納得のいくないようだったと思う。
具体的な小難しいテクニックというよりも、考え方と進め方をわかりやすくかいてあったので、「次から」意識してやってみようと思う。
なによりも、いまボクが「プチ速読」で速度が増してきたのだが、基本的にはその考え方と重なる部分が多いので、自分にとっては大いに理論付けとして参考になったと思うのだ。
苫米地氏は、知識量と興味がなければ速読は不可能だといい、日ごろからの読書量に裏づけされた知識量というものが大いに速度を速めていくのだと。
だからこそ、本をたくさん読む人はテクニックではなく「イメージと理解速度」が速くなり、結果的に本を読むことが早くなるのだとも書いております。まずは本を少しでもいいから読んでいこう、と。
速読には2種類あるという。
ひとつは、本当に「理解をしっかりと残す速読」。
もうひとつは、「読まなくて言い本を見つけるための速読」。
この後者のほうこそ「フォト・リーディング」という右脳に画像のごとく刷り込ませて、判断基準とするべき手法だというのだ。現代では情報量の洪水の中にあって、時間を無駄に使わないことも必要。書店での本探しにはフォト・リーディングの手法はいいのだ。
2009年に文化庁が行った世論調査では、
�一ヶ月に1冊も本を読まない人 46.1%
�月に1、2冊は読む人 35.1%
�月に3,4冊読む人 10.7%
苫米地氏によれば、まずは量よりもコンスタントに読んでいくこと。
そしてIQが上がる本のジャンルと言えば、「小説」なんだそうだ。
また、速読の練習としても小説はいいようだ。なぜか。
やはりイメージする力を養うことで、脳にはいいこと。しかし、そのためには常に「豊かなイメージをかき立てながら読むことだ。そこを意識をあげることで可能になるという。
すると速読力もあがり、「あっという間に読んじゃった」という状態が進んでいくのである。
苫米地氏の速読のテクニックのひとつは、「先読みの原理」。
「次の行間を意識しながら」読んでいくこと。
ぼんやり目に入っているはずの次の行を、「意識して」とらえながら読んでいく。つまり、2行を同時に目にとらえる。これで脳を機能を上げていき、先の情報をとらえるから読み進めが速くなるということです。
あれこれ書いたが、書きつくせない。
ここで苫米地氏のアドバイス。脳の活性化のトレーニング。
レストランでは、1秒でメニューを決める。
文字とイメージを瞬時に結びつける訓練です。
この訓練レベルが上がってくると、「味、におい、歯ごたえ、値段」というさまざまな情報が立体空間として備わってくるので、速読などにも大いに役立つばかりでなく、仕事などにも大いに役に立つでしょう。
最後に「つまらない本に出会ったら」。
読むのをやめなさい、と苫米地氏は書いておりました。
おしまい。
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