本当に、本当にひどい話よ。
たまたま、最近「日航ジャンボ機墜落事故」(1985年)の事故について、不審な点が多すぎるという話を聞いた。
元日航幹部の人の話を、聞いた人づてに教えてもらったのだけど、この本にその話通りのことが書いてあるわ。
隠された証言
日航123便墜落事故
藤田日出男著 新潮文庫
ケネディ暗殺事件。
マリリン・モンロー死亡事件。
これらの事件は、当時の権力により明らかに隠蔽された、あからさまに改ざんされた「調査委員会」の結論によって歴史はゆがめられていたけども、わが国でもあの世界最大級の航空機事故の真実がやはり「隠ぺい」されていた。
事故発表から十数年後。
調査委員会の資料は早々と「破棄処分」されることとなった。
そのときの関係者が、「良心から」資料を秘かにコピーしたり、持ち出していたものが著者の手に渡った。著者は元日航パイロットであり、その後事故調査の勉強もしていたのだ。
決して、結論付けられた「隔壁破壊」「急減圧」なんかが原因ではない。墜落地点の確定までの、あまりにも不自然な情報操作も説明がつかない。
一部でささやかれている国際的陰謀説かどうかは別として、何かしら「真実」を隠さなくてはならないことがあったことだけは事実のようだ。
それが何であるかは書かれていないけども、著者なりの「事故原因」は披露されているぞ。ちょっとだけど。
この本は、読んでおいたほうがいい。
この国もひどいよ。
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