「ああ、ワシは一生の間、死ぬまで謙虚に生きていくレベルにはなれんなぁ」
と、よく思うことがある。
反省と言うよりは、もうどうしょうもないあきらめの心境とでも言うのだろうか。
それは、コンビにだとか、あちらこちらでちょっとした買い物をしたときのワシの態度だ。
横柄な態度は取ってないつもりだけども、無表情や心の通じてない「ありがとう」を、「ただつぶやくだけ」という有様である。
だいいち、目を見てない。
横柄ではないつもりといったけども、相手が新人で慣れてなかったり、不器用な人がもたもたしていると、どうにも「こんにゃろ」光線を発しているのではないかという、お困りごとだ。
イエローハットの創業者である鍵山秀三郎先生は、そういった人間の傲慢さであったり、思い上がりをとても厳しくおっしゃるのである。すんませんねぇ(泣)。
こんな例を持ち出された。
たとえば、朝のモーニングの時間で混み合っている喫茶店。
食事を運んだり、支払いにレジにまわったりして、お店が混み合ってるときに、パンの納品業者がお店にパンを抱えて納品に現れたりすることに、よく出合ったそうだ。
すると、お店の人はその納品業者の入り口で待たせる。
30秒か1分か2分かもしれない。しかし、パンを抱えて待っている人には、それはとてつもなく長い時間に感じているはずだ、と。
ちょっとコーヒーを置いて、受け取ってサインをして、ご苦労様と帰せばそれで済む。それだけのことで、意外とお店の空気がなごんだりするのに、とにかく理屈が先になっているように思う。
そう、鍵山先生は言われるのである。
しかし、そのパン業者を優先しろという経営者は少ないだろう。建前ばかりが先になっており、ちょっとした判断で賢く行動をすることが出来なくなっているかも知れん。だから、ルールだとかマニュアルを欲しがるのが今の日本だわ。
「優先順位」とは、
「優しく思えることを 先に すること」
そう、あまちゆうとに教えられた。
ワシも、みんなも、反省してちょーよ。
「建て前は、ない。」
( 人生に喜びと感動を。ジュエリーショップ・ミムラ プレゼント・ギフトのアクセサリーもミムラへ)